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砥石の手入れ [学んだ事]

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砥石で包丁をといでいると、使う毎に徐々に真ん中あたりが磨り減って少しずつへこんでくる。
縦(前後)のへこみはそこまで気にならないけど、
左右のへこみ(真ん中が磨り減って左右がせり上がった形になる)は仕上がりに影響があるのではないかとずっときになっていた。

子供の頃に近所の人が庭先で包丁やカマを研いでた砥石も同じようにへこんでいた。
それも私の砥石の比ではない擦り減り具合。
なので気にはなりつつも砥石はこういうものなんだと思って使っていた。

昨日また包丁を研いだときに、ふと思い立って調べてみた。
あっさり解決法が見つかった。しかも、砥石の手入れとしてアタリマエのことらしい。

方法を先に書くと、
2つの砥石の研ぐ面を合わせて擦り合わせるという方法。

なんで今まで気づかなかったかと思うくらい、すごくシンプル、単純、当たり前、
なんだけど、目からウロコ。

砥石の面直し なにも思いつかないの記

面直し
つらなおしと読むらしい。

なるほど、書いてある通りに磨り合わせていると出っ張ってる部分同士が当たってゴリゴリ削れているのがわかる。やっていくにしたがってだんだん砥石同士がくっつく感じがしてくる。平になってきている証拠。

面直し用の砥石というのもあるらしくて、切れ込みが入っているため砥石にくっつかなくなっているらしい。しかし砥石同士でもこれはこれで平ら具合がわかって良い。

しばらく磨り合わせてまだ真ん中辺りが黒くなってて当たってないのがわかるが、大分よくなったので試しに包丁を研いで見るとこれまでとは全然違うストレスのない研げ具合。

砥石が磨り減っているのを見て「年季が入って貫禄が出てきたな」などと思っていたのは大間違い。包丁を手入れするのと同じように砥石も手入れしないといけないんだなということを学習しました。




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